トラスト6速ドッグミッションまだ組み上がりません...
garage nakamuraです。
カウンターシャフト折れで修理になったトラスト6速ドッグミッションがまだ組み上がりません...
部品は揃って準備はOKなのですが、ここの所 色々と用事が多くて一つの作業に集中出来ていないと言いますか、
あっちも こっちも とまったく違う内容の作業が続いたり、家の用事が有ったりで、
忙しく動いて居る割には何もかにも出来上がらないと言った感じです。(-_-;)
ドッグミッションも早く組み上げて車に搭載したいと考えては居たのですが、
壊れる前の段階で(壊れてからもですが)2速&4速のドッグ部分が丸く磨耗している関係で、
3速と比べるとフィーリングと言いますか、入りがちょっと気になって 気になって...笑)
角の丸く減ってしまっている部分がスパッと噛み込み難い原因なのは判って居るのですが、
削ってしまっても良い物かどうかで考えて居ました。
一応2速のギヤは新品が1セット在庫で有りますから、今回思い切って加工してしまいました!
2速のドッグ部分が特に減って居たのですが、4速も少しいけるかな?と...
左側のギヤが新品です。
ドッグの高さが違うのが判りますかね?
これ以上磨耗が進んで行くと?
走行中にギヤ抜けするようになってしまって、その時は寿命という事で諦める事にしましょう とオーナーさんとも相談しました。
寿命はいつか来るものですから、それはしょうがないと想います。
ただ、その寿命まで乗り難い状態を騙し騙し乗るよりも、
調子良く、ガッツン ガッツン乗れた方が気分的にも 乗った感 が有りますよね!
気を使って労わりながら乗るのも勿論ですが、ここぞ!と言う時にガ-ン!!と踏めないのも面白くないでしょ!
だってその為に 手 を入れるのですからね!(^^)
レイシャフト(カウンターシャフト)もスペアーが有ったので今回は助かりました。
随分前に手に入れて、大切に持って居た物です。
これはトラスト製(イギリス製)では無くて、私の知り合いが国内で製造した特注品です!
本来のシャフトであれば、ギヤは総て手で軽く組み込めるクリアランスになって居るのですが、
当時(かなり昔ですね)GTRで2速&3速ギヤが割れると言うので、
その対策としてカウンター側のスプライン側のサイズを純正品よりもちょっと太めにしてカウンター側のギヤのスプラインの遊びを無くした代物です。
材質は何だったか忘れてしまいましたが、相当良い材質で作ったと聞いています。^^;
ただ、今回のシャフトの破断面付近を見ていても、
どうも判らない部分も有ります。
ギヤやブッシュが入る部分もネジレが出ているのですが、
前回バラした時にはギヤはスルスル抜けるし、組み込みも問題無く出来たんですよね?
これだけネジレて居ると言うのが...
破断面を診ると?
文章では長くなってしまいますので省略しますが、
折れ方(切れ方)がジワジワ来たと言うよりも、スパッ!と入った様な感じなんですね?
金属物が破断した時のその面をよ~く観察すると?
何処が出発点でどの位の回数の衝撃に耐えたかと言うのも判る場合が多いのですが今回はちょっと...
なにはともあれ、早く仕上げてスパスパ入る快適ドッグミッションにしたいですね!(^^♪
それでは、この辺で...
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